グラストラッカーは80年以上前のイギリスから

グラストラッカーはスズキから2000年に発売され、翌2001年にグラストラッカービッグボーイの販売が始まりました。グラストラッカーとは草レース仕様という意味合いで、1990年代にアメリカで流行っていたトラッカーブームを日本に取り入れた代表的なバイクなのです。でもこのバイクの発祥の地はアメリカではなくイギリスなのです。しかも今から80年以上前に、グラストラックを走るというアマチュアレースで使われていたバイクをモチーフにして作られたのが、グラストラッカーなので、どことなく懐かしさを覚えるような、ノスタルジーを感じさせるバイクであるといえ、落ち着いたデザインを留めておきながらカスタマイズすることで、個性的なバイクにできると人気を集めているのです。

グラストラッカーで風を切ってさわやかに走る

グラストラッカーは、1920年代にイギリスで誕生したグラストラックを走るアマチュアレースでのバイクをイメージして作られています。その風情はノスタルジックともいえるものですが、グラストラッカーのファンというのは、そのほとんどが自分の好みに合わせたカスタマイズをして、個性的なバイクにするのです。それはグラストラッカーを愛するゆえに、自分の思い通りにしたいという気持ちの表れなのかもしれません。またグラストラッカーが支持を集める理由として、排気量が250ccなので、車検の必要がないという経済性の高さにあるというのは間違いないことでしょう。かつてはレースを走っていたバイクをイメージしたグラストラッカーですが、ガンガン走るというよりも、風を切ってさわやかな走りを満喫するバイクとして楽しみたいものです。

スズキのバイクの逸品グラストラッカー

2001年に販売を開始したグラストラッカービッグボーイは、グラストラッカーを一回り大きくしたモデルと思えばいいのではないでしょうか。グラストラッカーに比べると、タイヤを前後輪とも1インチ大きいものを採用しており、スイングアームを55mm延長したことにより、リアサスペンションも延長してあります。またハンドルの幅を20mm広くして、高さを30mm低くしてあります。ビッグボーイがグラストラッカーよりも一回り大きいとはいえ、バイクとしてのコンセプトに変わりはありませんので、風を切ってさわやかな走りを満喫するバイクであるといえるでしょう。すでにスズキは生産を終了しているグラストラッカーですが、スズキ二輪販売店には流通在庫として残っている場合があります。1920年代のイギリスの草原に思いを馳せながら、スズキのバイクの逸品、グラストラッカーに乗り、風を切って街なかを走ってみるのも素敵です。

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